石鹸は、オイル(油脂)、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)・水が主な原料です。苛性ソーダを水に溶かし、油と混ぜることで「けん化」という反応が起こり、石鹸が出来上がります。
その石鹸を構成する、メインの材料となるのがオイルです。石鹸の仕上がりは、使用されるオイルの良し悪しが大きく関係してきます。このオイルの質が高いほど、肌に優しい仕上がりとなるのです。良く使われるものとしては、オリーブオイル・アーモンドオイル・アボカドオイルなど、口に入れても安心なオイルです。名前を聞いただけでも、ちょっと美味しそうでしょう?
多くの手作り石鹸は、無香料・無着色であることがほとんどです。しかし、中には、汚れを吸着する炭を混ぜ込んだ黒いもの、肌荒れに効くよもぎを配合した緑色のものなど、プラスする材料の色が色濃く出ているものもあります。色がついている場合は、その色が自然由来のものでつけられていることをチェックしましょう。
ちなみに、一般的に使われている合成着色料の原料は、なんと石油なんです。少量とはいえ、石油を顔に塗るなんて……ちょっと考えたくない事実ですね。
香りはついていないものが多いですが、天然の精油を使って香りづけされたものもあります。ラベンダーは鎮静効果、肌の老化防止効果のあるローズウッドなど、石鹸に精油をプラスすることで得られる効果もあるのです。
ただ、オレンジなどの柑橘系やミントなどは、皮膚に刺激を与えると言われているので注意が必要ですし、妊娠中には避けたほうがよい精油もあるので、購入前にしっかりチェックしましょう。また、無香料のものは、原料のオイルのにおいが強く出ることがあります。このニオイはちょっと独特で、苦手と言う方も多々いらっしゃいます。そういう方は、香りのついた石鹸を使うほうが長く続けられるかもしれませんね。